2013年11月24日日曜日

君とアニメが見たい(キバオブアキバ×BABYMETAL)

キバオブアキバとは、日本の京都発ヲタイリッシュ・デス・ポップ・バンドである。
 2008年に結成。2011年タワーレコード限定シングル「CD付きヲタイリッシュ缶バッジセット」でデビュー。
2012年3月にBABYMETALとコラボ。シングル「BABYMETAL×キバオブアキバ」リリース。
2013年「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」がTVアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」のオープニングテーマに鈴木このみ n' キバオブアキバで起用された。
余談だが、彼らの目標はアニメ化であって、武道館ではない。(ニコニコ大百科より)

今年のアニメはどう考えても豊作のように思われます。「惡の華」に始まって、「進撃の巨人」「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(これは今後通称「ワタモテ」を使用します)、「キルラキル」と目が離せない作品が続いています。
「惡の華」と「進撃の巨人」は言うことなしに面白いのでここではあまり言及しませんが(「惡の華」は以前のエントリーで言及しました)、「ワタモテ」は面白いのは面白いのですが、やややり過ぎ感があるような気がわたしにはするのですが、現在の学校のコミュ障害の子供たちの現状を知らないだけだと言われるとそうなのですかと謝らざるをえないのですが、まあ、そんなマジに観るのではなく、ネタとしてみてもちょっとついていけない部分もある全面的に面白いとは言いかねるのですが、そこらへんに数多く転がっている凡庸なアニメと比べると出色の出来には相違ありません。で、その「ワタモテ」のOP曲を歌っているのがキバオブアキバというバンドです。この曲をは初めて聴いた時に、女性のボーカルとデスボイスの融合が見事で素晴らしいと感じたのですが、その時は、BABYMETALのことなど露知らずで、面白い才能あるバンドがそれも京都から出てきたとはうれしいなあと思っただけのことでした。

 

しかし!
そう、BABYMETALを知り、それに魅了されるにつれ、その持ち歌「君とアニメを見たい」がなんとこのキバオブアキバとのコラボ曲であることがわかり、めちゃ感動してしまったのです。
こんなところで繋がっているんだとひしひしとBABYMETALの偉大さを身にしみて感じました(笑)。
この曲で一番好きな歌詞は、以下のところ。

君とアニメが見たい
アニメが見たい
アニメが見たい
君となら無駄に長い
あの作品を乗り越えられる

そうです。無駄に長いあの作品を乗り越えられるwwwww
いいですねえ。
それではキバオブアキバヴァージョンとBABYMETALヴァージョンの「Animation With You(君とアニメが見たい)」を下に貼っておきます。歌詞がちょっと違いますので要注意です。




 

敢えてBABYMETALネタを書くつもりはないのですが、なぜかすべてがBABYMETALに繋がってしまう昨今でした。

2013年11月14日木曜日

TarjaとSharon、そしてSU-METAL。

Within Temptationの新曲;Paradise(What About Us?)
これまで全世界で300万枚のCD/DVDセールスを記録し、ワールド・ツアーでは50万人を動員。
ヨーロッパはもちろん世界中で絶大なる人気を誇るオWITHIN TEMPTATION。
美しい容姿のフロントウーマン、シャロン・デン・アデルを擁した、オランダ出身のシンフォニック&ゴシックメタル・バンドが、新曲4曲を収 録したビクター移籍第一弾作品となる最新EPを発表。
タイトル・トラックの“Paradise (What About Us?)”は、
シンフォニック・メタル・シーンもうひとりの歌姫、ターヤを迎えたデュエット曲。
シャロンとターヤのデュエットが正式にレコーディングされるのは今回が史上初。
まさしく二大歌姫の夢の共演となった。

いつものようにお風呂で有線の伊藤政則コレクションを聴いていると、聴き慣れた感じのメロディーが聴こえてくる。
むむむっ、これはもしかしてWithin Temptationではないか?
Within Temptationのアルバムはすべて持っているので、全曲既聴のはずなのだが、聴いたことのない曲ではある・・・が、聴きすすめていくと全然カッコイイメロディーではないか!それにボーカルの声はどう考えてもWithin Temptationのシャロンに違いない。
こ、これはもしかしてWithin Temptationの新曲?
そうにちがいない・・・・で、途中でこれまた聴き覚えのあるボーカルの声が聴こえる。
ちょっ、ちょっ、これNightwishのターヤではないの?
ええっ、そんなシャロンとターヤが共演することってあるの?
なんかびっくりして何が起こっているのかわからなくなる。
これはのんびりと湯船につかっている場合ではないと考え、早々に入浴を切り上げ、例のごとくネットで有線にアクセスし、先ほどまで流れていた曲が何かをチェック!
で、すぐに発見!
予想通り、Within Temptationの新曲でした。
おまけにそのタイトルは「Paradise(What About Us?) feat. Tarja」となっているではありませんか!!!
げげっ、やはり元Nightwishのボーカル、ターヤが共演しているのです!
す、すごすぎる・・・。
Nightwishはフィンランドのシンフォニック&ゴシック・メタルバンドで、Within Temptationはオランダのシンフォニック&ゴシック・メタルバンドです。
どちらも90年代中頃から活動を始め、女性ボーカルを擁して世界的な人気をはくしたメタルバンドなのです。ある人は、シンフォニック・メタルと呼び、ある人はゴシック・メタルと呼ぶというようにその呼び方は様々ですが、まあどちらでもいいのでわたしは両方併せてシンフォニック&ゴシック・メタルと呼ばさせていただきます。
昔からどちらのバンドも大好きで(Within Temptationの曲はわたしの動画にも使用させていただいてます)、特にターヤはメタル界のベスト女性ボーカリストだと思ってます。シャロンも素晴らしいですが、さすがにターヤには勝てません。ターヤの声量とその高音の伸びは凄まじいです。ターヤは学生時代にクラシック音楽で声楽を学んでいますのでその声質は本物です。まずはこの曲を聴いてみてください。ターヤの凄さをまざまざと実感できます。

 顔はちょっといかついですが、迫力満点です。すばらしいです。で、このターヤ、2005年にNightwishを解雇されてしまいました。原因はいろいろあったようですが、ただただ残念なだけでした。ターヤに代わって入った新しい女性ボーカルもなかなか素晴らしい方でしたがそれでもターヤには及びませんでした。やはりNIghtwishにはターヤが必要と考えるのですが、戻ってくることはないんだろうなあ・・・・。 で、代わって、Within TemptationのシャロンはこのPVを御覧ください。
シャロンも素晴らしいのですが、高音の伸びがターヤほどではありません。それに声圧自体もターヤに比べると細い感じがします。迫力という点では外見的にもターヤには及びませんwwwこれは良い方に捉えるならシャロンの方が女性的であるということです。ですからシャロンの方が男性ファンは多いと思いますが、わたしはターヤの方を支持します。ファンというのではありません。純粋にボーカルとしてターヤに及ぶものはいないと断言できます。 以前、この二人がライブでWithin Temptationの曲をデュエットしたことがあったのですが(YouTubeにupされてました)、それではやはりターヤの方がうまかったとおぼえています。で、とにかくこの二人が正式にデュエットしたということで喜ばしい限りです。 で、またこの曲が素晴らしい! それがこれです。
素晴らしいです。本当に素晴らしいです。この曲では、シャロンもターヤには負けていない感じです。でも、わたしがみるとやはり迫力はターヤの勝ちですwwww そしてこの二人に比べるとBABYMETALのボーカル、SU-METALはなんともたよりない気がします?いやいや、そんなことないですよ。サマソニでもライブをみる限りがんばってます。下に貼りました(元動画は削除されてしまったようですので、下のリンクをクリックしてください.。ニコ動へリンクしてます)。


ライブでここまで高音が伸びて、歌いきれるというのは素晴らしい限りです。
SU-METALが将来のジャパメタの最強歌姫になるのは間違いないことでしょう。
ということで今回も締めはBABYMETALでしたwww

2013年11月6日水曜日

さらにBABYMETAL & 神バンド

BABYMETALの背後で演奏する神バンドの面々。
主なメンバーとしては、ギターが 大村孝佳、Leda、藤岡幹大、ベースがBOH(棒手大輔)、ドラムが青山英樹など。日本屈指のテクニシャンたちが集結して壮大な音圧を奏でる。

またまたBABYMETALです(笑)。
夏フェス等でのライブの素晴らしさとと共にBABYMETALの人気はアイドルオタを越えて、メタラーや一般のロック好きの心も捉えてきているようです。
その一つの大きな原因として神バンドの存在があるといえます。ライブでの彼らの演奏は凄まじいばかりで、アイドルに興味のない、あるいはアイドルなんてとアイドルを毛嫌いする音楽ファンさえも彼らの壮絶な演奏を目の当たりにして、BABYMETALをみる目が一変してしまっているようです。
わたしは、BABYMETALのコンセプトからそしてその楽曲の素晴らしさから関心を抱くようになったわけですが、この神バンドの演奏をYouTube等で聴くにつけますますBABYMETALから目が離せなくなっています。
人気の上昇とともにBABYMETALのWikipediaもその中身が充実してきており、神バンドのメンバーもかなり詳しいことがわかるようになっています。
そして、わたしがびっくりしたのは以前のサポートメンバーとしてわたしの大好きなBlood Stain ChildのRyoさんがいたことです。
おおっ、それならBABYMETALが将来ブラステの曲をカバーすることがあるかもしれないなどと考えるとなんか胸アツですwwww
また、もう一つ知って驚いたことは、BABYMETALの曲のアレンジャーとしてゆよゆっぺが関わっているということです。
ゆよゆっぺはボカロPで、ニコ動ではおなじみの方です。
ゆよゆっぺの曲はどれもドライブ感満載でメタリックでメロディアスな感じでわたし好みなのですが、自分のiPod shuffleに録して一番よく聴いていたのが、ゆよゆっぺがアレンジした東方の「Bad Apple!」でした。この「Bad Apple!」メタル版というようなアレンジはまさにゆよゆっぺの独壇場ともいうべきものです。この曲をBABYMETALがカバーしてくれたらうれしいんですけど。



そして、このゆよゆっぺの素晴らしいアレンジが施された曲が下に貼ったBABYMETALの「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」という曲です(ゆよゆっぺは、「BABYMETAL DEATH」等の他の曲もアレンジしています)。

聴き始めるとその歌詞の変なところからアレルギーを感じてしまう方も多いかもしれませんが、曲自体は素晴らしいです。昨今流行のダブステップまで登場してきます。そして、変と思っていた歌詞、たとえば「ゲソ!ゲソ!イカゲソが食べたい! あたしはスルメ派なーの! やだ!やだ!おじちゃんみたい! キャワイイお菓子にしようYO!」とか「アゲポよーで キンキラリーン!」などが何度も聴くうちに麻薬のような作用で耳にそして脳髄へと馴染んでくるのです。 これはやばい! 筒井康隆が阿部和重の「ピストルズ」を批評する際に、その文章がまさに麻薬のような作用を醸し出していると述べたように、BABYMETALの多くの楽曲のまるで人をおちょくったようなふざけたというかユーモア一杯というかバカバカしいというかここ笑うとこというか奇妙な歌詞はおそらくBABYMETALマニアにとっては麻薬にようなものに違いないのです。この歌詞は危ない化学反応を催す絶妙な仕掛け・化学物質のようなものです。 そして、そのハイレベルの歌詞をBABYMETALの女の子たちはマジに歌っているというなんというアンバランスさ。その奇妙に歪んだ空間こそがBABYMETALの真髄のような気もします。 で、もしかしてこのBABYMETALのアイドルとメタルの融合というコンセプトは本当に新たなメタルカテゴリーになり、それはジャパメタルと評されるかもしれない可能性を秘めていると思われます。日本のメタルは所詮本家メタルのモノマネに過ぎないような気がします。いや、バンドによっては本家も凌駕しているほどの素晴らしいものもあります。しかし、日本独自のものかといわれると確かにどうかなと思われてしまうのです。敢えていうならX JAPANがかなり日本独自のメタルといえたような気がします。それは歌謡メタルともいうべきものです。また、アニメタルも日本独自のメタルジャンルといえると思います。このアニメタルが進化した形が、BABYMETALなのかもしれない。 とにかく、まさに新たなジャパメタルの誕生を我々は目撃しようとしているわけです。 Perfumeのような感じで、世界的なアーティストとしてBABYMETALが成長していってくれんことを祈ってます。 最後に初めて聴いた時は曲はクサメタルでカッコイイのに歌詞が変!と思った「いじめ、だめ、ぜったい!」(略してIDZというらしい、これならかっこいいww)も何度も聴くとこの変な歌詞に病みつきになります。自分が怖いですwwww

イジメ、ダメ、ゼッタイ